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生活改善で骨粗しょう症の予防、あるいは症状の改善のためには、生活を見直す必要があります。そのポイントは食事、運動、日光浴にあります。
1.骨をつくる材料を取る食事---カルシウムを充分にとることを心がける。
2.腸からのカルシウムの吸収を促進し、骨への沈着を促す運動
3.骨を強化するために必要なビタミンDの体内での合成を高める効果をもつ適度な日光浴(ウォーキングなど利用して)
これらは、正しい方法を採用しなければなりません。そのためには、日常生活を見直し、生活の改善を図らなければならないでしょう。
正しい姿勢のチェック
骨粗しょう症では、背中や腰が曲がります。こうして姿勢が悪くなると、身体のバランスが崩れ、転倒しやすくなります。その結果、手を突いて手首を骨折したり、足を捻挫することもあります。
身体のゆがみを自分でチェックし、自然で、正しい姿勢を保つように、日常から気をつけましょう。
【身体のゆがみのチェック方法】
鏡の前に自然な状態で立ち、自分の姿を映してみます。
両肩は平行ですか? 鏡のなかの自分の姿がまっすぐで対称ならば安心です。
もし左右の肩の高さがずれていたり、首が傾いているなら、脊椎が湾曲している可能性が大きいようです!
次に横を向いてみましょう。
腰椎のそらしすぎや腰の曲がりをチェックします。
次に、仰向けに寝て両足を伸ばします。
そのとき左右の足は同じ長さでしょうか?
また足を外側に開いたときの開き具合は同じでしょうか?
両足の開き方が異なるようであれば、骨盤の左右の高低に違いがあるということです。
次は、左右の手のバランスのチェックです。
背中で手を組みます。
右手を上にした場合と左手を上にした場合・・・左右どちらの組み方でも同様に指が軽く触れるでしょうか?
利き手ばかりを動かしていると、左右の関節の可動域が変わってきてしまいます。両方の手をバランスよく使うこと
腰痛対策と正しい姿勢
骨粗しょう症では一般に腰痛がみられるのが普通です。
急性の腰痛の場合には、3週間ほどの安静と、消炎鎮痛薬(しょうえんちんつうやく)や筋弛緩薬(きんしかんやく)の投与によって痛みの軽減をはかります。そしてなるべく早くベッドを離れて、運動を始めるよう勧められます。
そのほか、軟性のコルセットをつけて、身体を固定し、支持すると痛みを軽減するのに役立ちます。
その一方で、日常の生活を見直し、姿勢を正すよう指導がおこなわれます。 なかでも特に重要な、立ち方と座り方について見直し、姿勢を正し、身体のゆがみを直すための工夫をしましょう。
【正しい立ち方】
正しい姿勢のためには、まずは立ち方を見直すことが大切です。
両足のかかとをあわせ、おなかに力を入れます。
次に大きく息を吸って背筋を伸ばしましょう。
お尻はきゅっと引きしめます。
重心がちょうど身体の中心にくるようにします。左右のどちらにも傾かないようにします。どうでしょう、できましたか?
【正しい座り方】
仕事でずっと座りっぱなしの人は、肩こりや腰痛をますます悪化させやすいものです。前かがみの姿勢は背骨を無理に湾曲させることから、腰や背中に負担がかかりやすいからです。正しい座り方をして腰痛を軽減しましょう。-----
いすに深く腰掛けます。
背骨はピンと伸ばしましょう。
座骨を垂直にして座るつもりで胸を張った姿勢をします。
それが正しい座り方です。
正しい姿勢は、最初のうちこそ、緊張した感じがして疲れますが、慣れてくると身体への負担が軽いことがわかるでしょう。前かがみで猫背ではない見た目にも美しい姿勢を会得しましょう。